介護日記

 

 2003年7月25日

 去年の9月10日付けの【メールマガジン】号外で、1992年に作った私家版の小冊子 『北海道でとりくんだこと』の中の1編、実践記録 『地球があぷない — 高校理科で地球と人類の未来を考える』の紹介を書きました。
 これは札幌西高図書局OBのYが、小冊子からインターネットで読めるデータにしてメールで送ってくれたものです。私のホームページのミラーサイトを作って維持管理してくれている横浜の教え子Iが、ホームページの上に新しいメニューとして『北海道でとりくんだこと』を作ってくれました。その彼が、去年の年末に1年分のメルマガを、インターネットをやらない読者用に印刷して小冊子にしてくれたとき、巻末にこれを入れてもらいました。

 でも新しい読者も増えたし、携帯電話機で私のメルマガを読んでくれている読者もいらっしゃいます。改めて読み直してみて、1987年の授業の記録が少しも古びていないこと、自分で書くのも少し気がひけますが、“地球があぷない”と16年前の授業で生徒と一緒に考えた問題そのものは、もっと深刻になっているような気がします。多少表現を直してメルマガとしてお送りすることにしました。

  実践記録 『地球があぷない — 高校理科で地球と人類の未来を考える』

 16年前私と同僚の地学の教師が実施した授業で一緒に考えた生徒達は、この春31歳です。「生徒達はこの授業を覚えていてくれるだろうか」と、いま思います。教師生活最後の年、素敵な感想を書いてくれた1年生と出会えて幸せでした。

 和子の介護レポートは次回書きます。病気は進行するのだし、いろいろ困難もありますが、たくさんのサポートをもらって私たちは元気です。気温がやっと25度近くになり、私たちが大好きな暑い夏がやってきそうです。

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