'99年9月12日

和子の近影です

 

 

7月11日 

ホームのそばの白樺公園で

 

 東京で買ったちょっとおしゃれな帽子をかぶって。

 暑かった夏も過ぎて、北海道はもう秋です。和子と外を歩くことがなくなったので、恒例だったススキをバックにしての彼女のスナップも、もう撮れません。
 

 それでも何とか彼女を車に乗せて、近くの公園やダム湖で何枚か写しました。歩くのも不安定だし、車も床に座り込んだりしますが、ワゴン車の後部座席は平らなので行けました。でも私一人ではもうそれも限界です。
 

8月15日
 白樺公園で 

和子の好きなTシャツを着て

 

8月16日
 3ヶ月ぶりのダム湖展望台 

 空の色は、もう秋の気配

 暑い夏だったので私の胸のアタックは全く無くて無事でした。「異型(静止型)狭心症は寒さとストレスに注意」と8年前カテーテル検査のあと言われました。短い秋が過ぎるとすぐ冬なので、気を付けます。 

 何十年も生徒と登山をしてきたので、教師をやめたあとも、年に何回かは低い山を登ってきました。3年前が和子と登った最後でしたが、事故が怖いので単独行はしていません。それでも教え子や元の顧問仲間から誘われて、そこそこ機会に恵まれて登っています。

 4月、札幌南高の山岳部のOGとニセコのチセヌプリに日帰りスキーツアーに、6月は初任地の浦河高山岳部のOB・OG達と好天のアポイ登山をしました。そして9月初めには、ニセコで行われた全道の登山部顧問講習会に参加させてもらい、人工壁を使ったスポーツ・クライミングというものを初体験しました。
 15メートル足らずの壁で、ザイルで安全な確保をした初歩の講習でしたが、本で何度も読みテレビでも見た「アイガー北壁1800メートル」のほんの入り口の匂いを嗅ぎました。それにしても、垂直な壁を1800メートルとは!

 生徒とひたすら荷を背負っての登山を何十年やってきましたが、思いもしなかった体験ができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

介護日記目次  戻る  ホーム  進む