2000年2月24日 和子の近影です 

去年の12月25日、和子は半年ぶりに家に日帰りしました。

 もう私だけでは車に乗せられなかったので、札幌から教え子(屈強な男性です)がきてくれて、一緒にホームに行って、車に抱きかかえて乗せてくれました。
 彼の2年の時の同級生の女医が焼いて送ってくれたパウンドケーキを食べて、楽しいひとときを過ごしました。もう彼の顔に記憶はないのだろうけれど、和子がすっかり心をゆだねて、なごやかな顔をしたときです。

 不安定な日がこの頃多く転倒を繰り返すので、介護のスタッフが常時付き添ってくれています。
 2月22日、市の介護保険課から和子の「介護保険 要介護認定」の書類が届きました。結果は「要介護5」でした。
 あらためて、「吾が妻は最重度か」という重さをかみしめています。それでも、こんな笑顔もあります。

 2月後半になって毎日雪が降ります。それでも晴れた日の日差しは、やはり春の気配です。
 あとひと月すれば雪解けが始まります。
インフルエンザのワクチンも接種しました。雪国の冬を楽しめないのは残念だけれど、ひたすら春の到来を待っています。
 

 次回は春の便りを。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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